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こんにちわ。トラジロウです!

前回の>>第➀話からの続きです。

銀座の一等地に本社を構えるフロンティアホームの面接に臨みました。すごい豪勢なビルに圧倒される一方で、あきらかに過剰な先行投資をする同社に対して一抹の不安を感じていました。。。




応接室の中でホームページをチェックしていると。。

フロンティアホームの受付に到着すると、女性社員に応接室まで案内されました。


<女性社員>
「それでは、こちらで15分少々お待ちください」


えっ、、15分も待つの?。。。


、、と、内心ちょっと戸惑いましたが、

15分間暇なので、私はスマホでフロンティアホームのホームページをチェックしていました。

総社員数わずか80名にもかかわらず、

社長副社長から始り、役員だけで15名もいます。。。


全社員の2割が役員っておかしくないか!?。。。


その中に、

フロンティアホームの実質的主導者である平田専務

の名前もありました。


う~ん。。この人がヘッドハンターが言っていた平田専務かあ、、


と、本日面談予定の平田専務ってどういう人なんだろう。。

などと考えていました。

ホームページもかなりお金をかけて作り込まれている感じでした。


さらにはテレビCMまで放映していることも知って愕然としました。


現段階でテレビコマーシャルをやっても、そもそもまだ6店舗しかない上に工事体制も整っていないので工事請負契約後の対応が出来ないため全く意味がありません。。

まあ、、集客より自社ブランディング強化の為なのかもしれませんが。。

いづれにしても、どれほどの資金力があるか分かりませんが、これではお金を垂れ流しているとしか思えません。。

20分遅れで始まった不可解な面接

15分どころか20分近く経ってようやく担当が現れました。

ヘッドハンターが言っていた総務部長(人事も兼任)と思われましたが。。。


<横山氏>
「横山(仮名)です。よろしくお願いします。」


、、と、名前だけ、、しかもボソッと聞こえないような声で言ってきました。

これでは、ヘッドハンターが言っていた総務部長なのかも分かりません。。


オイオイ!聞こえねーよ!普通は「人事の横山です」とか、何か解説入れるだろ!


、、、と心の中でツッコミを入れましたが。。。

その横山氏は、しばらく私の前でいろいろと書類?をこちらに見えないようにしながら見ていましたが。。。


<横山氏>
「あの~、、履歴書はありますか?」


、、と聞いてきました。そこで私は


<私、>
「今回私はビズリーチのヘッドハンターの方に必要書類一式を提出いたしております。なので履歴書も一緒に提出しております。ヘッドハンターから御社に届いていないのでしょうか?」


<横山氏>
「ああ、、そうですか。。聞いてませんね。。まあ、、分かりました。。次回は持ってきてくださいね。」




おいおい、待てよ!今日で面接は終わりじゃないの?そもそも何で履歴書が届いてないんだよ!?




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面接も終盤になってようやく一筋の光が。。

とにかくスムーズにいかない状況に少々戸惑いましたが、面接は淡々と進行していきました。

総務部長と思われる横山氏が私の職歴を見ていると、突然、


<横山氏>
「えっ、、トラジロウさんはファミリーホーム出身だったんですね!私もファミリーグループだったんです。そうかあ、、懐かしいなあ、、」


、、と突然風向きが変わりました。






ちなみにファミリーホームとは、私が新卒から約8年間在席していた大手ハウスメーカーです。
(※詳細は>>ドキュメンタリー物語第➀話をご覧ください。)

当初から何だか慣れない様子だし、こちらに虚勢を張っているような?感じで、かなりやりにくい状況でしたが、これはチャンスと思い、


<私、>
「ええっつ!?そうなんですね!いやあ、それは心強いです!」


などど言いながら、持ち前のコミュニュケーション力を駆使して、一気に距離を縮めていきました。

そこからは結構ザックバランに話が出来るようになり、


<横山氏>
「いや~、実は私もまだ入社半年なんですよ、とりあえず私の方の面接は合格で伝えておきますので!」


、、入社わずか半年で部長?!この会社おかしくない?!


、、と、戸惑っている私に、さらに追い打ちをかけるように、


<横山氏>
「それでは本日はこれで終りです。次回はまた御連絡致します。」


ちょっと待てよ!キーマンの平田専務との面談は無いのかよ?!ホントにこれで終り?またココに来るの?!


と心の中で再び叫ぶも、、

仕方なく面接会場を後にしました。

面接を終えて

とりあえずは、心を開いてくれた入社わずか半年の横山総務部長に見送られ、複雑な心境でフロンティアホーム本社を後にしました。

とにかく今回は履歴書が届いていなかったり面接官は部長なのに入社半年の新人だったりと不可解な事だらけでした。

さらにはビズリーチのヘッドハンターが言っていた実質的フロンティアホームの主導者である平田専務との面接も無く、、、

給与や勤務条件は大変魅力的ではあるものの、、今回の面接で実際に足を運んでみて私の不安はさらに加速しました。。。

まあ、、そうは言ってもそんなに完璧な会社などある訳ないですし、もしも一年ちょっとで会社が傾いたとしても、最低月給70万円以上の基本給を一年間もらえればある程度は貯金も出来るだろうし。。

などといろいろ考えさせられました。

ビズリーチのヘッドハンターへ電話報告

約束通り、私は今回の仲介人であるビズリーチのヘッドハンター笠井氏(仮名)に電話をしました。


<私、>
「もしもし、笠井さんですか?トラジロウです。今面接が完了しましたのでお電話致しました。」


<ヘッドハンター>
「え~!!ずいぶん早くないですか?平田専務との面接はどうでした?」


<私、>
「平田専務との面接はありませんでした。入社半年で総務部長の横山さんという方との面接で終りです。しかも私の履歴書が無いと言っていましたけど送ってくれてますよね?」


<ヘッドハンター>
「え~っ??おかしいなあ、、、平田専務との面接にそのまま移行して今日中に完結するはずなんだけどなあ。。しかも履歴書が無いって言ってましたか?ちゃんと送ってますよ。ホントにおかしいなあ。。。横山部長は何て言ってました?」


<私、>
「横山部長は最初はすごくトッツキにくかったんですけど、最後は打ち解けてくれて、今日の私の面接は合格ですと言ってくれましたよ。でも、、また銀座に平田専務との最終面接をしに来ないといけないんですよね?」


<ヘッドハンター>
「いろいろとスムーズにいかなくて申し訳ありません。またフロンティアホームから連絡があり次第ご連絡します。引続きよろしくお願い致します。」


ということで、一連の流れは一旦終了しました。


いろいろとシックリこないトコロはありますが、、、


次回はいよいよキーマンの平田専務との面接です。


次回>>第➂話最終章に続きます!




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