こんにちわ。トラジロウです!。
一級建築士試験合格発表まで、あと18日!
今年は驚愕の試験問題に受験生全員が絶望の淵に立たされました。。
高齢受験者の私も角番最後の年ということで全身全霊で臨みましたが全く力を発揮出来ず。。。
全ての受験生がボロボロの状態で今年は全く合否の予想がつきません。。
※上記はTACの課題2の写真です。私の復元図を見たい方は>>こちらをご覧ください。
角番最後の一級建築士製図試験を終えてからの私
本年度の魔の一級建築士試験の悪夢から、、
数日間はほとんど眠れない情況が続きました。。
何よりも無念な思いが頭から離れず一週間くらいは何もヤル気が起きず無気力状態でした。
そんな中、試験翌日に、
打ち拉がれる思いで綴った魂のブログ記事
40代角番で臨んだ一級建築士設計製図試験から一夜明けて思うこと
が、皮肉にも私のブログ記事の中で
圧倒的な歴代トップ記事
となりました。
私はブロガーのクセにツイッターをほとんど触っていないので、今までの記事ですとリツイートされるのはせいぜい2~3回程度、、
まあ、、私のツイッターのフォロワーは17人だけですから、、
しかもそのうち15人は、
「なぜ自分をフォローしてんだろ~?、、」
といった状況。。
しかし、この記事はわずかな時間で相当数リツイートされスゴイ勢いで拡散しました。。
「今年は一級建築士受験生たちの悲痛な思いがみんな同じだったんだな~。。。」
と思ったら少しだけ気持ちが楽になりました。。
そんなことから、それ以降はあまり一級建築士試験のことは考えず、淡々と日常をこなしていました。
総合資格、日建学院、TAC、ウラ指導(ユープラ)。。。
私は平成14年、26年、27年、28年、29年と、この一級建築士試験を受験しました。
私は年齢や今回の試験内容から考えて、
一級建築士試験を受験するのは今回が最後と決めました。
私は今まで総合資格学院、日建学院、TAC、ウラ指導(ユープラなど)に携わりました。
各々に、思い出や、良かったところ、悪かったところ、変わってしまったところ、、、
など、様々あります。
日建学院は、私が最初に受験した平成14年位までは建築士資格学校では
圧倒的な一強
といった感じでした。
しかし、、、
平成13年からの魔の試験への変貌
で、過去問の丸暗記戦法が通じなくなり、
脱過去問丸暗記形式の総合資格学院に追い上げられました。
今では当時と完全に逆転し、総合資格学院生が全体の50%くらいで、日建学院生は20~25%くらいの状況になっているかと思います。
平成21年からの新試験になってからは、資格の学校TACが着実に成果を上げはじめ、近年の合格率で言えば、かなり高い数字となっています。
TACに関しては、神部・井澤ツートップ看板講師がすべて統括していて、金額もリーズナブルなため総合的におすすめです。
特に総合資格学院などと違いライブ形式の授業ではないので、講師の質に左右されずに安定してこのツートップ講師の授業を格安で受けられます。
教育的ウラ指導は、ユーザープランニング(通称ユープラ)という、受検生たちが一級建築士設計製図試験の復元図をネット上にアップして、自分の図面をアップした人のみ、パスワードで入って閲覧できるという画期的なシステムを無料で運営しています。
これは非常に役に立つため、
私は今年を含め3回参加しています。
全資格学校経験者の私の一押しはTAC!初年度生なら総合資格も?!
基本的に総合資格学院は初年度生にはおすすめです。
学科に関しては、私は担当講師の方々が超優秀だったため、ものすごく分かりやすく大変感謝していますが、ライブ授業のため地方の講師も全員優秀で同じ質か?と言われるとかなり厳しいところがあります。。
ハッキリ言って東京校以外の講師はあまり期待できません。
さらに受講料が超高額なのと、設計製図に関して、特に短期コースは
講師の質にかなりの差があるので、
ハズレ講師だった場合は目も当てられません。。
日建学院は迷走している感が満載です。
いまだに昔ながらのスパルタ風の伝統を多少は受け継いでおり、少々時代錯誤な感じを受ける校舎もあります。
設計製図に関して言うと、
ここ3年の模範解答例を見る限り、かなり?だと言えます。
TACは今年実際に受講しましたが、要点を掻い摘んで最短距離で指導してくるので、総合資格学院や日建学院の老舗資格学校でミッチリ経験した過年度生であれば絶対おすすめです。
しかも受講料も格安で製図は全部で18万くらいです。
これは総合資格学院の長期コースの1/5位です。。。(総合資格学院は高い受講料の他にオプション講座で更にお金がかかります)
しかしTACは、製図の授業の回数が全部で9回(もちろんオプションの講座とかは無いです)なので、他で情報を得たり、プラスアルファ(ウラ指導の公開模試や単発講習会など活用)を取り入れる工夫が必要です。
建築士資格学校最大手総合資格学院の最大の謎!?
総合資格学院で私が大変疑問に感じるのは、受験生が一番欲しい他受験生の復元図を、
自校の生徒にも絶対に見せないことです。
どこよりも莫大に高い受講料を取って、しかも試験終了後のボロボロになった受験生を引き戻して無理やり復元図を書かせるのに。。
私もそうでしたが、同じく受験した他受験生が、一体どんな図面を実試験で描いたんだろう?。。
ということは最大の関心事ですしそれを見ることで大変勉強になる訳です。
「そうかあ。。こういう感じで解釈したんだ~。俺と全然違う、なるほど。。」
とか絶対なるし、一番重要なことだと誰でもわかります。ちなみに
日建学院は受講生にランクも含めて最後まとめて公開しています。
しかし総合資格学院は受験生たちが絶対見たいし、来年に向けて超役立つ復元図面集を決して公表しません。。
なぜでしょう???
絶対参加したい教育的ウラ指導のユーザープランニング
そういった中で、教育的ウラ指導のユーザープランニング(通称ユープラ)は絶対おすすめです。
詳細は上記で分かるので細かい解説はしませんが、このユーザープランニング(ユープラ)は
復元図と計画の要点を出せば誰でも無料で参加出来ます。
去年総合資格学院受講生たった私は、他受験生の再現図を見れなかったため例年通りこのユープラに参加して
とにかくすごい勉強になりましたし、次年度に向けていろいろと戦略など考えることが出来ました。
去年と一昨年は、今年と違って本来の適正な出題であったため、ハッキリ覚えてませんがザックリと200~300プランが参加していて大変賑わっていました。
しかし今年はご存知の通りの出題だったため、
あまりにも不出来でユープラに参加する気がしないのか?
もうあきらめていて復元図を書いてないのか?
分かりませんが、ザックリ100プラン程度といつもの半分くらいしか参加しておらず、いつもの賑やかさや活気が感じられません。。(-_-;)
そういったところからも、今年の一級建築士設計製図試験の厳しさがヒシヒシと感じられます。
実は私も去年一昨年は、すぐに復元図と計画の要点を書いて即参加しましたが、今年は全くヤル気が出ず一か月以上経ってからやっと提出した状況でした。。
今年の私は会社を退職して転職再就職活動をしながらとにかくお金が無い状態でした。(今も更に厳しい状況ですが。。(^^;))
そういうこともあり、今年はリーズナブルで評判の良いTACにした訳ですが、、、
TACは授業回数や受講時間に関しては総合資格や日建学院よりも若干少ないので、
8月のTACの授業が始まるまでは、一か月に一回程度開催されていた教育的ウラ指導の単発の一級建築士講習会に参加して、感覚を完全に失わないようにリハビリしていました。
こちらは参加費5000円で、10:00~16:00までという内容でしたが、何もやらないと不安なのでそういったことも含めて大変役に立ったと思います。(内容は講習会ごとにテーマがあります)
元総合資格学院全国模試一位のビリケツ君とは?
私が最近注目しているのはビリケツ君という一級建築士の勉強法をブログでアップしているブロガーです。
一級建築士試験総合資格学院全国模試一位が教える空前絶後の勉強法
上記のブログを運営しているのがビリケツ君です。
当初このブログを見つけた時は、
総合資格学院からクレームが来ないんだろうか?
、、と思ったのと、このビリケツ君は、
「キャバクラが大好き!、、」
、などと結構ユルイ感じだったので、この人は一体何者なんだろう?、、と疑問でした。
しかしその内容を見ると、非常に適確かつ合理的に書かれていてビックリしました。
私は設計製図試験に関しての部分しか読んでないので全ては分かりませんが、最近の試験の傾向をわかりやすく適切に分析しているので私は大変参考にさせて頂きました。
まあ、、今年の一級建築士試験は今までとは全く違ってしまったので来年はどうなるかホント分かりませんから何とも言えませんが。。
でも、、ビリケツ君すごいです!
しかし福岡の人みたいだし、私は今年で一級建築士試験は最後にするつもりです。
なのでご教授を頂くことは無いと思いますが。。
石垣島のピパーチさんや建築士塾の塾長など、、知っていますか?
まあ、、これは余談ではありますが、、
一級建築士ブログといえば石垣島のピパーチさんがここ数年では超有名人です。
一級建築士試験:石垣島から合格物語
去年が角番だった方で、おそらくダメだったのでは?と思いますが、、
試験当日のブログを最後に一年以上更新されてません。。
この方は、製図試験勉強は教育的ウラ指導の通信講座を受講してやられていたようですが、、
ものすごくマメに自分の製図試験の勉強風景を写真付きで綴っており、
当時かなり見られていた一級建築士試験ブログです。
もう一つ、今年気になったのは建築士塾です。
私はこの建築士塾に一切関わったことはありませんが、今年の試験にモノ申していたのでチェックしました。
この塾長は、今年の理不尽な魔の一級建築士試験に対し、
中央建築士審査会に是正要望書を提出したというブログ記事をアップしていました。
今年の試験を象徴している内容だと思ったので、その記事を下記に貼り付けます。
>>平成29年度一級建築士試験是正要望書提出
資格学校サイドは29年度製図試験のようなセオリーを逸脱した想定外?であっても
「出題に対しての不合理な真実」を絶対に口にしません。
なぜならそんな事を言っても何のプラスも無く、むしろ、、
「自分の生徒の合格率が低いのを試験のせいにしてるよ!」
と言われて大きなマイナスにしかならないからです。
なので各種資格学校は口をそろえて
「新傾向で難しく感じたかもしれないが自校でキッチリ受講すれば解ける内容でした。なぜなら。。。」
と言い張ります。
なので、明らかに不合理な事を「おかしい」と主張し、受験生のために中央建築士審査会へ是正要望書を提出したということは大変評価出来るし、何よりも
一生懸命努力してきた生徒たちのことを一番考えていると感じました。
それはそれとしてこの建築士塾の実際の中身に関しては全くわかりませんけど。。。
一級建築士資格学校まとめ
結局、総合資格学院が高いけど良いのか?とか、、
TACやウラ指導は小規模だけどどうだ?とか、、
日建学院は今は勢いがないけど、、
などと言っていたらキリがありません。。
今回上述してきたように、私の過去携わってきた経験や幅広いネットワークを持つ情報量から推測しても、
結局は一長一短で各個人の状況や利用形態、財務状況等により様々だと思います。
逆に言えば、
ここは絶対ダメだよ!というところはありません。
今回のブログがどこまで参考になるかは分かりませんが、、
すこしでも皆さまのお役に立てればと思います。
一級建築士試験合格発表まで後18日!
良い結果を期待しましょう!(^_-)-☆
最後に私から建築業界で働く優秀な皆さまへ!
建築業界はいろいろな意味で泥臭く条件も悪い為、嫌気がさした私は去年10年勤めた会社を退職しました。
そして今、転職就職関連の記事を依頼されるほど転職や企業に詳しくなりました。
私は現在、企業に所属せず、建築コンサル的な個人業務をこなし、転職再就職活動を行いながら、その経験を記事やコラムにて、同じく転職したい、会社を辞めたい人たちに発信しています。
その中で分かったのは、、
現在、建築業界は大変な人手不足であり完全な売手市場です。
好条件の仕事がたくさんあります。なので、
ぜひ一度下記を参考にして転職エージェントを試してみてください。
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