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こんにちわ。トラジロウです!

かの有名なグローバルホールディングスのグループ会社社長との面接が確定し、再び東京丸ノ内のオフィス街にやってきました。

人事部長面接も役員面接もすっ飛ばしていきなり社長面接という急ピッチな展開に、私は少々戸惑っていました。


高層階の受付で待機しながら今までを振り返って

高層階にあるグローバルエステートの受付に到着すると、あの清楚な女性人事、中川さんが笑顔で出迎えてくれました。

中川さん、

「先日来て頂いたばかりなのに、、、すぐにまた呼び出してしまいまして大変申し訳ございません。。でもトラジロウさんに再びお会い出来てすごく嬉しいです。お忙しいところ本当に有難うございます。」


、、と、相変わらず清楚で柔らかな雰囲気に、

中川さんって営業マンだったら相当売れるだろうなあ。。。

、、、そんな事を考えていると、、





中川さん、

「それでは社長が参りますまで、こちらで少々お待ちください。」

と言って、その場を離れて行きました。

高層階の受付横にあるゴージャスな待合ブースで社長を待っている間に、いろいろと今までの事を考えていました。

思えば、ビズリーチのプラチナスカウトも含めて、社長や役員などのVIPな方々と、この一年間いろいろと面接面談をして来ました。

しかし、今回のように具体的に転職(私の場合は再就職)活動が進んだのは初めてです。。。

人事担当でありながら、実は真の営業マン(、、と私は思ってます(^^;))の中川さんの営業力も、多少影響しているのかもしれませんが。。。

当初は、泥くさい建築関連業界とは一線を引いて、異業種も視野に入れたりしていました。

しかし、アラフォー40代での異業種への転職再就職は相当厳しいという事を痛感させられました。

今回、このグローバルエステートでは、中川さんを始め、人事課長や事業部長も人柄が大変良く、さらに、本当に私の事を切望してくれている感がアリアリと出ていたため、ここまで頼りにされたら男として期待に答えなければ、、、と思ってしまうところもありました。。

ただし、現状お荷物状態である建築事業部を立て直すには、いろいろと改善すべき点や、変えていかなければならないことが山ほどあります。

もし私が入社しても、果たしてどこまで出来るんだろう。。。

さらに、既存の会社のルールや勤務形態等を変更するのにも、大手企業になればなるほど融通が利かないので、、、

仮にいろいろ提案しても、実際にどこまで受け入れられるんだろうか?

というところも心配でした。

しかし、今回の面接では、相手がカリスマ社長だからといって遠慮する気は全く無いので、

私が思うところを今回もブツケテいこう!

と考えていました。そうこうしているうちに

中川さんが再び現れて、社長と面接予定の応接室に案内されました。

中川さん、

「大変お待たせ致しました。間もなく社長が参りますので、おかけになってもう少々お待ちください。」

若きエリート!カリスマ社長あらわる!


コンコンッ

、とドアがノックされると同時に、ついにカリスマ社長が入ってきました。

東條(仮名)社長、

「東條(仮名)と申します。本日はお越し頂きまして有難うございます。」

対面した瞬間、私はその洗練された風貌に、まずは驚かされました。

私よりも明らかに若く、爽やかで洗練されたルックスにスラッと伸びた足。。。

当初私が想像していた大企業の会社社長のイメージとは全くかけはなれていました。

東條社長の事は事前に調べていたので、ある程度わかってはいましたが、実際に会ってみると、、、

こんなに洗練されてスラッとした好青年だったとは思わなかったので、かなり驚かされました。

東條社長は、グローバルホールディングスに在籍時、若きエリートと呼ばれ数々の実績を上げてきました。

そして8年前に、このグローバルエステートを立ち上げ、現在の隆盛を極めるところまで繁栄させてきました。

不動産事業を主軸に繁栄させてきた中で、今までの不動産業界の常識を打ち破るような大胆な発想と行動力で

不動産業界の風雲児など、、数々の異名を持っていました。

東條社長は、落ち着いた雰囲気でゆっくりと椅子に座ると、

東條社長、

「トラジロウさん、堂本部長や人事の山本課長からもいろいろと聞いております。大変実践的な発言を直球でして頂けると彼らは言っていました。建築関連に幅広く携わってきたトラジロウさんに、今回もザックバランに話をして頂けたらと思います。」

さすがカリスマ社長、しなやかで良く通るその声には大変重厚感がありました。

すぐに私は、

私、

「有難うございます。堂本部長にもお話しさせて頂いたのですが、即戦力採用を切望していらっしゃる御社に対して、社交辞令的な発言は失礼だと思っております。東條社長は本来であれば話すことも出来ないような雲の上の存在であると充分承知いたしております。しかし、本日はザックバランで真実を追求した面談となりますよう、前回同様に真っすぐな直球でお話しをさせて頂く所存でございます。」

すると東條社長が、、

東條社長、

「いいですね。そういう姿勢はとても重要です。当たり障りの無い無難な会話ばかりしていても何も進歩しませんからね。
わかりました。貴重な時間を割いて来て頂いてますし、私も密度の高い面談にしたいですから、どんどんザックバランに話していきましょう。」


、、ということで、まずは私の経歴などを聞かれ、それに答えるといった流れで淡々とカリスマ社長との面談は進んでいきました。

30分位経ったところから、徐々に絶不調な建築事業部をどうしたら改善していけるか?という本題に入っていきました。

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カリスマ社長にも憶することなく苦言を呈す

東條社長、

「本当に建築事業部に関しては大苦戦をしています。堂本部長から聞いたと思いますが、15人いた技術系社員が今ではわずかに3人です。。しかも正直その3人も今後どうなるかわかりません。。新築住宅はさすがに厳しいと思い、ここ一年は戸建て住宅のリフォーム工事に特化して奮闘してきましたが、どうしてもうまく行きません。。。なぜだと思いますか?」

私、

「今まで伺ってきた事をまとめて総括致しますと問題はいろいろあります。住宅関連事業は、実業中の実業で大変泥臭い業種です。御社では、住宅リフォーム事業をやっているのに、社用車やリフォームウェア、そして勤務時間のフレキシビリティも無く、、さらには担当者の受注エリアも決めていません。。今まで働いてきた技術系社員の中で、問題提起など、、意見する人はいなかったのでしょうか?」

東條社長、

「意見を言ってきた社員は正直ほとんどいませんでしたね。。。社用車とか、、車を使用する必要が本当にありますか?リフォームウェアとは?、、勤務時間って、、半休制度や直行直帰は今の弊社には無いですね、、でも社員には絶対に休みは取ってもらいます。そこは絶対です。





私、

「車は絶対に必要です。リフォームの場合、新築と違って営業が工事監督も兼ねる場合がほとんどです。御社の場合は間違いなくこのパターンになります。残材回収や部材の運搬、さらには現場の養生、そしてお客様を載せて住宅設備品のショールーム巡り、、、その他いろいろあります。なので車は必須アイテムです。」

東條社長、

「しかし、工務店などの業者と弊社は提携しています。大型工事はそこに任せてしまえば残材回収や部材の運搬とか社員がやる必要あるんですか?」

私、

「東條社長、ハッキリ申し上げますと業者は最低限の事しかやりません。信頼関係が構築出来ている業者なら多少動いてくれるかもしれませんが、彼らは御社の仕事だけでなく、自分の仕事から他社の請負まで幅広くこなしています。実際の私の体験や他社の例で話しますと、残材回収も現場養生も部材運搬も、、、日常茶飯事です。しかもスーツにネクタイでノコノコ現場に行ったら職人さんに「何しに来たんだ?」と睨まれてしまいます。そもそも現場は汚いのでスーツが何枚あっても足りません。。」

東條社長、

「う~ん。。しかし休みの日に出たら代休はちゃんと取ってもらうし、半休って本当に必要ですか?出勤になった日はビッシリ働いて、その代わりに一日代休を取ってしっかり休めばいいんじゃないですか?」

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一般のサラリーマンには理解し難い住宅系営業マンの実情

私、

「新築、リフォーム問わず住宅系営業マンは、休みも臨戦態勢でいなければなりません。例えば一般的な内勤のサラリーマンでしたら、朝会社に遅刻しても、休みの日はキッチリ休んでも実質的に何も問題はありません。しかし、住宅系営業マンは、

お客様との信頼関係と工期だけは絶対に守らなければなりません。

もしお客様にキッチンの仕様が違うと言われれば、すぐに確認して仕様を決定しなければ工事が止まってしまい引渡しが間に合わなくなります。なので例え休みでも早急にお客様と会って仕様を決定しなければなりません。」

東條社長、

「まあ、、確かにお客さんはプロに頼んだんだから引渡しは絶対に間に合うものだと思ってますよね?、、でも、実際に現場ではいろんな事が起こるので、間に合わせるために相当神経を擦り減らしたり駆けずりまわったりして大変辛いと言っていた社員がいましたね。。。」

私、

「さすが東條社長、末端の社員の声もちゃんと聞いているんですね、、。さらに近隣クレームの対応も大変です。勃発したら即座に対応しないと10倍になって自分に返ってきます。。。なので、休みでも半日程度の緊急出動をすることが頻繁にあります。こういった業務実態を把握していない御社ですと、少々理解に苦しむかもしれませんが、そこは改善していかないといけません。なので、不可抗力で勃発する休日の直行直帰の緊急出動を半休扱いにして、後日半休で休みを取れるようにしないと営業社員は次第に疲弊して続かなくなります。」

東條社長、

「最近は、特に勤怠管理に関しては大変厳しい時代になっていますから休みはしっかり取得してもらうのが大前提です。。そうですか、、その辺の話しはしっかりと検討する必要がありそうですね。実は、、以前フレックスにしたことがあったのですが、
朝誰も来なくなってしまったんですよ。。。

私、

「それは当然の結果だと思います。会社が許可した訳ですから、社員は一番消耗する通勤ラッシュの時間帯を避けて出勤するに決まってますよね?でも住宅系営業マンは別です。引渡しに間に合わせる事も含めて、とにかくお客様との信頼関係を崩したら全てが終わりです。なので、例え休みでも、どんなに遠くても、朝早くても、夜中でも、、どんな時でも迅速に対応していかなくてはならないのです。」

東條社長、

「なるほど、、、お客さんを怒らすと大変だっていうのは分かりますよ。もちろん弊社でも直行はあります。。でも、、出勤した以上は会社に一度は顔を出してもいいのではないかとも思ったりもしますが。。。」

私、

「そもそも東京丸ノ内というこの立地が一番のネックです。頻繁に起こる休日の緊急出動は、世田谷とか杉並とか川崎とか、、住宅エリアです。東京丸ノ内とは縁遠い場所がほとんどです。休日出勤で直行直帰が出来ないと、休日出勤したあげく、わざわざ東京丸ノ内まで出社させられて、、一日出勤扱いにして、他で丸一日代休を取れと言われても100%不可能です。完全に消耗してしまいます。」

東條社長、

「私もしっかり休みを取るようにとだけ指示してきましたが、、、社員の実情を把握出来ていませんでした。。。半休や直行直帰も現状の弊社のルールでは無いのですが、、、でも必要であれば検討しなければいけませんね。」

私、

「住宅系の営業マンは休日に緊急出動するのは覚悟していると思います。しかし休日に出動したために自宅から往復2時間以上かかる東京丸ノ内に、会社の体裁のためだけに行かなければならないという事は絶対にありえません。。。他の日に無理やり代休を取らされて丸一日仕事が出来なくなるのも死活問題です。現場監督も営業も事務処理も全て一人でこなしている訳ですから。。。でも、、東條社長は、常識を覆す新しい発想でここまで成し遂げられてきた人ですから、私がお話しした内容を改善することなど全然容易なことだと思いますが?」


、、といった具合で、その後も社長面談は続きました。


長くなってしまったので>>>次回➃へ続きます!(^_-)-☆


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