こんにちわ。トラジロウです!。
前回>>第➀話からの続きです。
デューダ(doda)からの面接確約オファーメールを受けて、東京丸の内の一角に建つグローバルホールディングス(仮名)のグループ会社「グローバルエステート株式会社」(仮名)との面談に行ってきました。
高層階にある受付から現れた清楚な人事担当者
今までビズリーチのプラチナスカウトによる面談を10数回。
他にも転職エージェントとの面談および他転職サイト・転職エージェントオファーによる企業面談、面接など、、
数々の面談・面接を受けてきました。
そんな中で、今回のデューダ(doda)からの面接確約オファーは、グローバルエステート株式会社の人事担当が、私の公開プロフィールを見て熱いオファーメールを送ってきた訳です。
もちろんこういった流れでスカウトメール等を受けたことは何度もあります。
そしてそこから面接に至ったケースも多々あります。
しかし今回私が心惹かれたのは、スカウトしてきた人事担当者が、
清楚で落ち着いた雰囲気の好感度の高い女性担当者
であったことも大きな要因でした。
もちろん不純な動機で言っている訳ではありません。
人事はその企業の窓口な訳ですから、現段階でその企業の雰囲気を感じ取る我々求職者にとって人事担当者のイメージは大変大きな影響力がある訳です。
この清楚な女性人事のオファーメールはその文面も大変好印象でした。
もちろん仕事内容も私にマッチしていたこともあり、
この会社に出向いてまずは一度話を聞いてみたい
と思いました。
高層階のグローバルエステートの受付に到着すると、すぐにその人事担当者が笑顔で出迎えてくれました。
「お忙しいところお越し頂きまして誠に有難うございます。
スカウトメールをさせて頂きました中川(仮名)と申します。
本日はどうぞよろしくお願い致します。」
、と、実際に会ってみても清楚で気品のある落ち着いた雰囲気に心地良い感触を受けました。
声のトーンも絶妙で、やさしく耳に馴染んでくる爽やかな声でした。
面接をする会議室に導かれると、
「これから人事課長が参ります。
まずは弊社の会社説明や雇用条件等いろいろとご説明させて頂きたいと思います。
少々お待ちください。」
と言って、その清楚な人事担当は部屋を後にしました。
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現在の建設関連業界の深刻な人手不足を実感
その後、人事課長がやってきました。
<人事課長>
「人事の山本(仮名)と申します。本日はお忙しい中、誠に有難うございます。
まず最初に私から会社説明などで一時間ほどご説明させて頂きます。
その後トラジロウさんの予定配属先の事業部長が参りましてお話しをさせて頂きたいと思います。
よろしくお願い致します。」
人事課長との面談内容は、動画視聴による会社説明や、入社した場合の私の仕事内容等の話しでした。そんな中、
現代って、、ホント人材不足なんだなあ。。
、、とシミジミ感じました。。。
今回も、私が内定をもらうために試行錯誤するという訳では無く、企業側が何とか私に入社してほしいといった流れでした。。
建築関係での経験が豊富なだけで、ブッチャケ自分がそんなに優れている人材だとは決して思っていません。。
今、特に建設関連業界は完全な人手不足のため、企業側は特に即戦力な人材が喉から手が出るほど欲しいのです。
グローバルエステート株式会社は、かの有名なグローバルホールディングスグループから8年前に満を持して設立された総合不動産系の企業であり、様々な部門があります。
設立わずか8年で早くも業績は好調でグローバルホールディングスグループの一角を担う巨大企業への発展を目指していました。
今回、私にオファーが来た理由は、新規事業として建築部門を立ち上げて業務を開始したものの、うまくいかず、唯一の「お荷物部門」になってしまっているため、何とか立て直しを図りたいといったことからでした。
内容としては、新築やリフォームなどを受注出来る建築部門として確立し、既に隆盛な不動産部門とコラボして相乗効果で売上を伸ばしたいといったことのようでした。しかし、、
まあ、、建築は難しいので、なかなかそんな簡単にはいかない訳です。
とりあえず人事課長の会社説明が終わると、
<人事課長>
「トラジロウさん、それではこれから事業部長を呼んで参りますので少々お待ち頂けますか?」
といって部屋を出ていきました。
現状の建築事業部に対し事業部長に苦言を呈す
10分ほど経って事業部長がやってきました。
<事業部長>
「本日は有難うございます。堂本(仮名)と申します。宜しくお願いします。」
、と、大変やさしく柔らかい雰囲気に想像していたタイプと違って少々戸惑った私は、
<私、>
「トラジロウと申します。こちらこそよろしくお願い致します。」
と挨拶をして深々と頭を下げました。
<事業部長>
「いやいや、、そんな、、まあ、お座りください。
本日は我が事業部にご興味を持って頂き、わざわざご足労頂きまして本当に有難うございます。
具体的にトラジロウさんの過去の経験談や弊社の建築事業部の現状や今後についてザックバランにお話し出来たらと思います。」
、と、やはり何とかして絶不調な建築事業部を立て直したいという感じがヒシヒシと伝わってきました。
その後30分程いろいろ話しを聞いていくうちに、、
グローバルエステートの建築事業部がうまくいかない理由が何となくわかってきました。
総合不動産企業として設立からわずか6年で順風満帆な波に乗ると、、
事業の多角化や増収増益、さらにはブランディング等、
さまざまな思惑から2年前に建築事業部を立ち上げました。
これまでヘッドハンティング含めて10数人の建築技術者を雇い試行錯誤してきたものの全くうまくいかなかったとの事でした。
ついにはその10数名の社員も今では僅か3人になってしまい実質的に開店休業状態となっていました。
この会社の現状を把握した私は、いつものパターンでどんどん質疑をしていきました。
<私、>
「堂本事業部長!、私は真剣にお話しをしにきておりますのでザックバランにお話しをさせて頂きますがよろしいでしょうか?」
ちょっとビックリした様子の堂本事業部長でしたが、、
<事業部長>
「、、いやっ、、もちろんです。。
社交辞令で話しをしても仕方ないですからドンドン何でも言ってください!」
、、ということで、
<私、>
「いくら建築士等の経験者を10数人集めて来てもゼロの状態から実業中の実業である建築部を、、
しかもいきなり新築まで手掛けることは不可能です。
いろいろと条件や体制を整えて、まずはリフォームから手掛けるしかないと思います。
新築はあらゆる意味で相当リスクが高いです。
そもそも現代において残念ながら新築事業は全く儲かりません。
確かに現代はグローバル化によって異業種に参入しやすくなっていることは事実ですが建築だけは別です。
最近は新築住宅事業に参入してきた企業も相当数ありました。
しかしほとんどが大苦戦していて利益が出ていない企業が大多数です。
その理由は長きに渡り現場の最前線であらゆる業務に携わってきた私には手に取るように理解出来ます。」
、、といった感じでトップスピードに乗ってしまい、、
その後も建築事業部を2年間やってきたとは思えないあまりの惨状に対して苦言を呈しまくってしまいました。。
もはやこの会社に入社したくて面接に来ている求職者とは思えないような状況でした。
まあ、、全うな意見を求められているわけですから当然といえば当然ですが。。
事業部長との面談を終えて
、、ということで、
いつも通りキッチリと意見した私は、再び清楚な人事担当の中川さんと堂本事業部長に見送られ受付を出て帰路につきました。
帰りがけに人事の中川さんから、
<中川さん>
「本当に今日は有難うございました。
トラジロウさんのような幅広い建築経験をお持ちで、なおかつ営業も出来る人材を我が社では切望しておりました。
次回はぜひ人事部長との面談に進んで頂き、さらには役員面接を経まして一刻も早く社長との面談まで進んで頂きたい、、
と思っておりますので今後ともどうぞよろしくお願い致します。」
、と、そのやわらかな美声で囁かれ一瞬ウットリとしてしまいましたが、、
私が事業部長にガッツリと苦言を呈したことを彼女は知らないので、、
そうは言ってもトラジロウさんはウルサイし面倒くさそうだから採用するのを止めよう!
、、と言われるだろうな~。。
と、頭をよぎったため、
「こちらこそ有難うございました。。」
と軽く会釈して、そそくさとエレベーターに乗り込みました。
次は人事部長と面談って言ってたよな?
いつだろう。。?
、ていうか、そもそも次回の面談に進めるんだろうか?。。
その後役員面接、、そして社長面接。。
さすが有名企業だけあって即戦力採用でも念入りに面接するんだな~。。
、、と、少々戸惑っていました。。
翌日、人事担当の中川さんより早速電話がありました。
やけに早いなあ。。と思って電話に出ると、、
<中川さん>
「トラジロウさん、昨日は本当に有難うございました!
堂本事業部長も大変喜んでおりました。
次回なんですが人事部長面接と役員面接は省略させて頂きます。
いきなりで申し訳ありませんが、、
早々に社長と面接をして頂けないでしょうか?」
ええっ。。あんなにガンガン言っちゃったのに??
しかも人事部長や役員との面談をすっ飛ばして、、
いきなり社長面接!?
、、ということで、>>>続編➂へ続きます。。(^^;)
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