Pocket

こんにちわ。トラジロウです!

前回>>第83話からの続きです。

私が夜遅くまで営業所で仕事をしていると、

突然、電話が鳴りました。

夜中に一人の状態で突然電話が鳴るなんてメチャクチャ怖いです。

しかし無視する訳にもいかず、、

私はその電話を取りました。

すると、、、

「すみません。。
高橋は、、まだおりますでしょうか?」




高橋の妻と名乗る謎の女性

その若い女性の声を聞いた私は、

同棲してるって言ってた高橋の彼女だな

と思いました。しかし、

もし間違っていたらいけないので

<私、>
「どちら様でしょうか?」

と聞くと、


<電話口の女性>
「あっ、、あの~。。
わたしは、、
高橋の、、、です。。」


はあっ?!、、妻って。。

アイツ、、結婚してんの?!


ただでさえ夜中で眠いのに。。

私の頭の中はパニック状態になりました。

何と言ったらいいか分からず。。

しばらく沈黙が続きましたが、、

<私、>
「高橋君の奥様、、ですか?
私は上司の真山虎次郎と申しますが。。
高橋君は本日お客様のお宅を訪問して直帰ということになってます。」


<電話口の女性>
「、、、、。。。。」


黙り込む電話口の女性。


なんなんだ?!ちょっとおかしいぞ!

もう情緒不安定な女性は勘弁してほしいんだけど。。


しばらくして、

<電話口の女性>
「どこへ行ったんですか?
連絡がつかないんですけど。。
どこへ行ってるんですか?」

すごく切羽詰まった声で私にスガルように問いかけてきました。

<私、>
「、、いやっ!!。。
帰社して以降の行動に関しては、、
上司の私もさすがに把握しておりません。
すみませんが、、」


ガチャッ!


しかし電話は切られてしまいました。

何だかちょっと変です。。

前回(第73~81話)の岩柳さん同様に、、

またしても情緒不安定な女性のように感じ取れました。

マジでこういう女性はもう勘弁。。

私は夜中で一人ということもあり、、

テンションが激落ちしてしまいました。

何だか気味が悪くなってしまったこともあり

この日は仕事を止めて帰ることにしました。

妖艶な若奥様と彼女と妻と。。

翌日の昼、

私は高橋とファミレスでランチをしていました。

高橋から昨夜の件などを聞き出そうとしましたが、

営業所内で聞き出すのは難しいと思いランチに誘いました。

二人ともランチを食べ終わり少し落ち着いたところで、

<私、>
「昨日の夜、オレ一人で仕事してたんだけど、
夜中に突然電話がかかってきたんだ。
高橋は居るか?って若い女性からだった。
結局、名乗らずに電話切られちゃったんだけど。。」

<高橋>
「、、えっ?!、マジですか?
誰だろう。。」

<私、>
「高橋の妻だって言ってたぞ!
オマエ、、彼女と同棲してるって言ってたけど。。
結婚してたのか?」

すると高橋の顔色が変わりました・

<高橋>
「真山リーダー、すみません。。
実は僕、、バツイチなんです。。
それって僕の元妻です。
何でアイツ、、
会社の電話番号知ってるんだろう。。」


それからいろいろと高橋から事情を聞き出しました。

現在、高橋は上場企業受付嬢の彼女と半同棲中でした。

しかし半年ほど前に前妻と離婚していてバツイチでした。

前妻は高橋にゾッコンだったらしく、、

例え会社に出社中であっても、、

半日以上高橋の声を聞けないと自傷行為に走ってしまう。。

現代で言えば、まさに

「メンヘラ」

な妻だったようでした。

最後はさすがに高橋も精神的に疲弊してしまい、、

何とか離婚が成立して現在は接点がほとんど無いとのことでした。

<私、>
「それはそうとして、、
あの若奥様のほうはどうした?
夜9時に来てくれってちょっとオカシイけど。。
とりあえず終わったら電話するって言ってたよな?
結局連絡無かったから心配したぞ!
大丈夫だったのか?
っていうか、、リフォームの話しは進んだのか?」

<高橋>
「すみません。。
真山リーダーだから本当のことを言いますと。。
旦那と子供が横須賀の方に泊まりに行って帰ってこないってことで。。
リフォームの話しは30分位、、その後飲んでしまって。。」

<私、>
「オマエ!、、まさか?!」

<高橋>
「そのまま泊まっちゃいました。。
僕、、あのエロイ奥様に食べられちゃったんですかね?
正直、、全然記憶が無いですけど。。」


オイオイッ!、、考えられんヤツだ。。

どうやったらそんな状況に陥れるんだ?


私は呆気に取られました。

もしもあの強面の旦那にバレて美人局的に脅迫されたらタマリません。。

<私、>
「オイッ!高橋!
オマエが個人的にオンナ遊びをしまくったとしても。。
オレは全く干渉するつもりはない。
しかし仕事がらみでこういう危険なことはヤメテくれ!
何かあったらオレの責任にもなるだろ!」

<高橋>
「いえっ、、
真山リーダーに迷惑はかけません。
あの奥様は欲求不満で男好きなだけです。
美人局とか、、
そういうことはありませんから大丈夫です。」

<私、>
「何でそう言い切れるんだ?!
まあ、、会社に迷惑をかけないならいいが。。
でもオマエの同棲中の彼女は大丈夫なのか?
キャバクラ嬢とかとも会ったりしてんだろ?」

<高橋>
「ええっ、、まあ。。
今の彼女も僕の行動にはすごいウルサイですし、、
すごい干渉してきます。
でも、もし携帯電話を見られても大丈夫です。」

そういって私に携帯電話の電話帳の一部を見せてきました。

男なら一度は言ってみたいセリフ

<高橋>
「女ってホントに面倒くさいですからね。。
例えば真山リーダーと行った時のキャバ嬢ですけど、
花蓮は「花蓮建築工房」
桜は「桜土建工業」
ってな感じで登録してます!
女性の名前は全て会社名に偽装してるんで見られても大丈夫です!」

う~ん、、さすがというか。。

部下の女性関係に口出しはしたくないが。。

私はこれ以上高橋の女性関係に口出しするのを止めました。

なぜなら私も巻き込まれたくないからです。

そうこうしていると、

<高橋>
「あっ、、そうだ!
真山リーダー!絶対内緒ですよ?
今度、香織ちゃんとデートするんです!」

<私、>
「えっ?!、、香織ちゃんって?
誰だっけ?」

<高橋>
「ああ、、事務の杉崎さんですよ!
旦那が忙しくってここ1年以上どこも行ってないみたいなんです。
だから今度富士急行きたいって。。」

ええっ、、事務の杉崎さんまで。。

杉崎さんって若いけど既婚者だぞ。。

なぜだかちょっとショックなんだけど。。

さすがに私は、

<私、>
「、、っていうか、、
オマエ自体も相当オンナ好きなんじゃね~か?
杉崎さん既婚者だろ?
まあ、彼女がオマエと富士急に行きたいっていうんならいいが。。
オレは聞かなかったことにするよ。。
でもホドホドにしとけよ!」

<高橋>
「香織ちゃんがどうしても行きたいっていうんで。。
かわいそうになっちゃって。。
いつも営業所のために頑張ってくれてるし、
わかってますよ、リーダー!
オンナなんて本当に面倒くさいですからね!」

杉崎さんってカワイイし俺ともよく話すけど。。

富士急に連れてってほしいなんて言われたことないけど。。

当時の私は独身であり、、

むしろ私が杉崎さんとデートしたいくらいでしたが。。

しかし、、


オンナなんて面倒くさい


なんてセリフ。。

男なら一度は言ってみたいものです。。

これからオンナったらしの高橋がいろいろと旋風を巻き起こします。

次回>>第85話に続きます。

※ベンチャー企業奮闘記は毎週月曜日更新です!







Pocket