こんちにわ。トラジロウです!
先日の12月20日に一級建築士合格発表がありました。
合格された方は大変おめでとうございます!
残念だった方も今まで努力し培ってきたことは必ず成功への架け橋になると思います!
絶対にあきらめずに挑戦し続けてください!
果たせなかった私の代わりに。。(^^;)
決死の覚悟でリベンジも結局角番落ち。。そして、
私は平成14年と平成26年~29年にわたり計5年間ほど、この一級建築士試験に携わりました。
特に平成13年から20年までの「魔の一級建築士試験」ド真ん中の平成14年に受験した私は、全く何も出来ず壊滅的屈辱を受けました。
もう二度と受験しないと心に誓った私でしたが、新試験制度のことを知り、再挑戦を決意しました。
40代という重いハンディを背負って、、
私のブログを始めて読まれる方は☟下記の
>>一級建築士試験奮闘記の記事一覧
をご覧ください。
今回は、今さら
「屋内プールは一階設置か?2階設置か?」
とか、
「ピロティ等を屋内的用途に供するものについては床面積に参入、、」
など、かつての私の記事のように、
実体験を基にした検証記事を書くことは出来ません。。
なぜなら私はもう一級建築士試験の受験生ではありませんから。。
ちなみにかつての私の勉強部屋は
こんな感じでしたが、、
今ではスッカリ整理されて、
、、といった感じになってます。。
こうして見くらべると、チョットさみしい感じも。。(-_-;)
なので今回は情緒的な感じで書かせていただきます。
万全の集大成で臨んだ平成29年度一級建築士試験角番落ちの衝撃は大変大きなものでした。。
私は建築物を見たり実際に中を歩いたりするのが大好きでした。
例えば「六本木ヒルズ」や「東京ミッドタウン」とか、、
「表参道ヒルズ」や「東京駅」もイイですよね。
やっぱり「ららぽーと」などの大衆向けの商業施設と違ってお金もかかってるし重厚感が違いますよね。
そんな感じでいろいろな都内の近代建築物を見たり中をウロウロして楽しんでました。
その中でも防火シャッターや避難経路とか、、
建築のあらゆる業務に携わってきた私はいろいろな角度から建築物を楽しんでいました。
でも、、
人生最期の一級建築士試験に破れ、もう二度と受験出来ない、、
と悟ってからは、
以前のような建物に対する情熱は薄れてしまいました。。
何なんでしょうね。。
やっぱりすごくショックだったんだと思います。
あれから建築に対してチョビッとですがトラウマになってしまったのかもしれません。。
、、悲しいですけど。。(T_T)
そしてフリーランスも行き詰まり。。
2016年に10年勤めた大手企業を退職してからの私は、転職(私の場合は再就職)もせず、
一級建築士を目指しながらフリーランスを視野に活動していました。
しかし一級建築士取得が絶望的になってしまったため、
ただでさえ窮地に追い込まれていた(特に金銭的に)状況でしたが、
さらに夢も希望も完全に打ち砕かれてしまいました。。
これだけ勉強してきて相当の蓄積がある訳ですから、普通なら迷わず学科から再挑戦すべきなんでしょうけど、、
しかし私の場合はただでさえ高齢で受験生としては不利なわけですが、
ここ一年あまりでの急速な老化の進行。。
特に記憶力と視力。。
えっ!、、まだオレ40代だよね。。
とは思いながらも、、
もしかしたら、、いや、絶対これは何か脳に障害があるのでは?
と思ってしまうほど相当ひどい状況でした。
というわけで、、
現在は約2年近くのプータロー生活から脱却して、とりあえずは会社員(サラリーマン)に戻って建築関係の仕事をしています。
私が転職(就職)を決めた時の一部始終は☟下記の
>>スプリング転職からの社長面接で遂に再就職決定?
をご覧ください。
3話完結の感動の名作に仕上がってます!(^^;)
資格の学校TAC<建築士>各種コース開講
平成30年の一級建築士設計製図試験について
そうはいっても読者の方に怒られてしまうので、
すこしだけ今回の試験について触れさせていただくと、
もちろん今でもブログ読者の方からコメントを頂いたり今年受験した仲間からいろいろな情報がきます。
難易度でいって
平成29年と30年どちらが難しかったのか?
という事に関しては、
どこに着目するか?
によって見解が分かれるところですが
私がいろいろと話しを聞いたり実際に問題や標準回答例など見て一つだけ言えることは
かつての魔の一級建築士試験に戻ってしまうことは無い
ということです。
だって去年は、
● エスキス用紙に大きく敷地図をはめ込んだり
● 敷地の大きさが一階平面と地階平面で重なってしまうほど大きかったり
● とにかく最後まで終えることが事実上難しかったり
● 出題の文章が不明瞭だったり
● その他数々の悪意ある仕掛け。。
など、、
根本的におかしいと思えることが多々ありました。
実際に、27年、28年と最後まで書ききって見直し時間が取れていた私が、29年は最後まで書ききれませんでしたから。。
今回の試験ももちろん難しかったとは思いますが、根本的な部分は配慮されていて、26年の「道の駅」のように、
いろいろと選択肢が浮かんできて逆に迷ってしまう
というような感じだったのではないかと思います。
ある意味、
設計の自由度が高ければ行き詰まることなくとりあえず完成させることが出来ます。
そして見直し時間が取れるので、建蔽率オーバーや容積率オーバーなどをチェックし、修正することが出来たのではないでしょうか?
(、、なぜランクⅣが25%もいたんだろう?(-_-;))
と思ってしまうのは私の負け惜しみでしょうか?(^^;)
A2になった課題文も、今までのA3の文字フォントより大きくなって配慮されているように思えますし
エスキス用紙に嫌がらせのように印刷されていた敷地図も今回のA2版の中に整然と納まっていますし、
試験元も、我々40代世代が当時苦しめられたあの
魔の一級建築士試験
に逆戻りしないように配慮してくれているものと思いたいです。。
だって当時だったら今回の合格率が20%
ってことも充分ありえましたからね。
そのくらい血も涙も無い時代でしたから。。
今回ちゃんと41%の合格者を出してくれてます。
下には下が?トラジロウを見て頑張れ!
ということで今回はあまり、、
というか全く今後の試験に役立つ内容になってなくて申し訳ないのですが、
でもね、、
>>40代角番で臨んだ一級建築士試験から一夜明けて想うこと
、と、
>>40代角番で臨んだ一級建築士試験合格発表から一週間が過ぎて想うこと
の2つの記事は、当時本当に爆発的に読まれました。
それだけ当時の受験生の皆さんの気持ちが同じだったんだと感銘を受けました。
そして数多くの読者の皆さま、またはアンチの方からも様々なコメントを頂きましたことに今では大変感謝しています。
こんな単なるプータローのアラフォーブロガーの私に。。
今回残念だった方に私から伝えたいことがあります。
私は今まで、
「私なら必ず出来る!」
と自分に言い聞かせて様々な障壁を乗り越えてきました。
しかし、ホントにここ最近思うのですが、
自分に一定の限界を感じる年令になってしまったという失望感
は残念ながら否めません。
もちろん再挑戦すれば受かる可能性はありますが、その可能性はごくわずかだと思います。
もしあなたに再挑戦する意欲があるのなら必ず目標は達成出来ると思います!
なぜなら
再挑戦しようという意欲があること自体まだ自分に限界を感じていない証拠だからです。
だから必ず達成出来ます!
少なくともその可能性は現状の私の数十倍はあるでしょう!
残念ながら今の私にその意欲はもう少しも残っていません。。
なので、もしあなたが悩んだり迷ったりした時は、
最終的に一級建築士になれなかった私のことを思い出し、
「下には下がいる!」
「トラジロウよりはマシだよな!」
、、と、奮起して頑張ってください!
一級建築士試験関連の記事はなかなか書けないと思いますが、
このブログにもたまには遊びに来てください!
そして結果報告(良くても悪くても、、)
聞かせてくださいね(^_-)-☆
資格の学校TAC<建築士>各種コース開講