住宅コンサルタントの真山虎次郎です
前回>>第㉓話をもって大手ハウスメーカー編が終了しました。
(※2021年Amazon電子書籍化)
そして今回から新シリーズ
【ベンチャー企業奮闘記】
の連載がスタートします。
今回からはCP2(チャプター2)に移行しまして
ベンチャー企業波乱万丈奮闘記
とタイトルが変わります。
今回がCP2の第➀話ということになります。
(※あえて24話としていません)
これまでCP1の『大手ハウスメーカー紆余曲折日記』で綴ってきたとおり、
大手企業では
トップダウン・無駄な仕事・理不尽さ、、
など、さまざまな事象により、とにかく
頑張っても報われない
優秀社員は損する
というシーンを日々目の当たりにしてきました。
当時の私は、
もう大手企業では働きたくない
自分の裁量に見合った適切な報酬を受けたい
と常に考えていました。
もちろん「いざ転職!」となると不安もあって
一年以上いろいろと悩んだり迷ったりしていましたが…
当時一世を風靡した少数精鋭ベンチャー企業とは?
私は大手ハウスメーカー在籍時よりずっとこの少数精鋭の住宅リフォーム会社
新光クリエイト株式会社(仮名)
がすごく気になっていました。
この会社は住宅リフォーム専門の会社で社員数100名ほどの
少数精鋭のベンチャー企業でした。
注目すべきは、当時リフォーム会社を中心に経営コンサルを行い、画期的かつ合理的手法で数々の企業を赤字から黒字へと導いた
ARTコンサルティング(仮名)
が監修していたということでした。
当時このARTコンサルティングに経営コンサルを依頼していた住宅リフォーム会社は実に200社以上ありました。
その中でも今回の新光クリエイトは筆頭の看板リフォーム会社であり
【成功事例】
として、当時よく新聞やマスコミでも紹介されていました。
社員の給料体系も歩合給の比率が高く、かつ仕事も比較的フリーで動けるため、経験者でやる気があれば
リフォーム会社でも年収1000万以上
稼げることでも有名でした。
私もこの住宅系リフォーム会社で自分の実力を試してみたいと思っていました。
いよいよ新光クリエイトへアプローチ!
、前置きが少々長くなりましたが。。
私は当時、
転職するならこの会社しか無い!
と考えていたため、転職エージェントや転職サイトなどはほとんど利用していませんでした。
まあ、、今から20年近く前の話しなので、
そもそもインターネットが現状ほど普及しておらず「転職サイト」に関してはほとんど記憶にないですが。。
ということで、
私は直接この新光クリエイト本社へ電話をしました。
そして
「すぐに御社に転職したいので面接面談を受けたい」
、と伝えました。
すると面接は私が行きたい営業所の所長に直接連絡を取って実施するように言われました。
なので私は東京西営業所の長井所長(仮名)へ電話をしました。
<長井所長>
「私が責任者の長井と申します。
本社から事前に聞いております。
弊社の東京西営業所がご希望ということですね?
夕方以降は大体大丈夫ですが、、
いつがよろしいですか?」
、と感じの良い若い声で質問されました。
<私、>
「ありがとうございます。
それでは明日の17:00でお願い致します。」
<長井所長>
「承知しました。それでは明日17:00でお待ちしております。
履歴書と簡単で結構ですので職務経歴書をお持ちください。」
ということで、いよいよ翌日が面接となりました。
東京西営業所長との面接
翌日、私はまだトータルイノベーション在席中のため、社用車のドアに印字されている会社ロゴをマグネットプレートで隠した状態で新光クリエイトの駐車場へ侵入しました。
早速中へ入り、事務員の女性に要件を伝えると、すぐに応接室に通されました。
しばらく待っていると、、
コンッ!コンッ!
と軽くドアをノックする音とともに、強面の男性が入ってきました。
<長井所長>
「初めまして、本日はわざわざありがとうございます。
東京西営業所長の長井です。」
う~ん。。この人確実に元ヤンだよなあ、、なんか怖そうだけど。。
事前の電話で想像していたイメージとはかなりギャップがあったため、
相当戸惑いましたが、、何とか平静をよそおい、、
<私、>
「こちらこそ、、よっ、よろしくお願い致します。
トラジロウと申します。」
、、という少々ぎこちない感じで面接に突入しました。
いわゆる大手のブランドが確立された会社と違って、ある程度いろいろな人種がいるだろう、、とは想定してはいましたが。。
この長井所長も後日聞いた話では、若かりし日は地元で有名な超ヤンキーだったとのことでした。。
たまたまかもしれませんが、、
他にも周りを見渡すと、かなりワルそうな感じの社員もチラホラ、、
大手ハウスメーカー在席中にも極一部の社員でガラの悪い社員はいました。
例えばパワハラ樋口所長や田岡係長とか、、
しかし全体的にみるとごく少数に限られていて全く荒れた雰囲気の職場ではありませんでした。。
私は若いころヤンキーでも不良でもありません。
、、逆に優等生でもありませんでしたけど。。
なので、一般企業とは違ったちょっとアウトローな雰囲気に少々不安を感じてしまいました。。
しかし臆することなく私はこの元ヤン所長にドンドン質問をしていきました。
そんな元ヤン長井所長との壮絶な面接の様子は
次回>>第➁話に続きます。
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