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こんにちわ。トラジロウです!

>>第㉒話からの続きです。

みんなの憧れのマドンナである白鳥さんから相談を持ち掛けられたものの、私にどうにか出来る話しでも無く、、

そしてセクハラ支社長との面談でイイカゲンに頭にきた私はツイツイ声を荒げてしまったり、、

もうすぐ退職だというのに何か吹っ切れない気持ちで残り少ない日々を過ごしていました。。




私の転職活動の行方

私はここ半年くらいの間、転職したい会社を真剣に調査していて、既に転職したい会社を決めていました。

私は今まで大手ハウスメーカーで約8年間にわたり、新築の現場監督から設計部、そして増改築リフォームなどのあらゆる経験をしてきました。

この会社では優秀社員が損してダメ社員が得?をするようなところがありました。

さらに入社時の籍(キャリア籍とノンキャリア籍)によって在籍中はずっと理不尽な格差があったりと矛盾だらけでした。

当時の私は給料体系に大きな矛盾があることや固定給で働くことにも嫌気がさしていました。

私が転職しようと考えている会社は

新光クリエイト株式会社(仮名)

という社員数100名前後の少数精鋭ベンチャー系のリフォーム会社でした。

この会社はアースコンサルティング(仮名)という当時隆盛なコンサルタント会社と提携しており、泥臭く時代遅れな建設業界を一新する合理的手法で多大な功績をあげ大変注目されていました。

ただし、その会社に知人やコネがある訳ではなく、当時はビズリーチやキャリアカーバーなどの転職サイトもありませんでしたから直接連絡を取って翌日に面接を受けることになっていました。

なので、その段階では転職が決定しているわけではありませんでした。

パワハラ所長の末路とその後のセクハラ支社長

ところでパワハラ樋口所長と、その後のセクハラ中沢支社長はどうなったかというと、、

まずパワハラ所長に関しては、様々な告発や人事部からの度重なる事情聴取、そして暴かれる相当数の悪事で一気に失脚し、会社にも来なくなってしまいました。。

私と話した時には言っていませんでしたが、

白鳥さんと別れたとのウワサもありました。

会社の行動予定を記載するホワイトボードのパワハラ樋口所長の欄は、常に

体調不良のため休み

と書かれていました。

弱い人ほどよく吠える

とか

ウツワの小さい人に権力を持たせるな!

と言いますけど、、

パワハラ樋口所長はその言葉の通りの人だったんだと思います。。

ほんとに白鳥さんと別れちゃったんでしょうか?

前回二人で会った時にそんなことは言ってませんでしたが。。

一方で、セクハラ中沢支社長は私に

「セクハラ支社長!」

と言われると、私がドン引きするほど動揺してましたが、、

その後は私と絶対に目を合わせようとしません。。

あまりにも露骨にそんな態度なので、

この期に及んで何かされるのではないか?

、と、こっちが不安になってしまうほどです。。

相変わらず白鳥さんにしつこくアプローチしているんでしょうか?

、白鳥さんも私に相談してくるのは別にいいですけど、、

私は彼氏でも無いし人事部の所員でもないので中沢支社長に

「白鳥さんにシツコクするのはやめろ!」

などと注意する立場に無いし、言う権利もありません。。

あれから白鳥さんと一週間近く話しをしていないのでその後の状況はわかりませんが。。

思い出される数々の回想シーン

いよいよ今日は私の送別会が行われることになっていました。

そして明日付けで新卒から8年近く会社員(サラリーマン)として働いてきたこの会社を退職します。

ほんの一例ですが、人気記事を紹介すると、

人員配置は適材適所で?!(詳細は青字の該当記事をご覧ください)
>>第➅話:東大卒エリート社員の苦悩

現場監督時代の最も恐ろしかった思い出
>>第➁話:ヤクザと土佐犬

今でも深く記憶に刻まれているお客様
>>第13話:障害者雇用とリフォーム契約

大好きだった人気者の先輩、でも、、
>>第➆話:好感度№1営業マンの光と影

暴挙に一人立ち向かった孤高のカリスマ設計マン
>>第➇話:営業支援という名の暴挙

今までこのリアルエッセイでいろいろと綴ってきましたが、、

そっと目を閉じると走馬燈のように様々な回想シーンが浮かんできます。

もちろんこの会社で過ごしてきて良かったことも一杯ありました。

まあ、、結果こうして自ら退職するわけですからトータルとしてはややマイナス、、

ということだったのかもしれませんが。。

でも、、

数々の経験をさせてもらい、自分自身を成長させてくれたこの会社に、今では大変感謝しています。

送別会で贈る言葉

そして退職日前日の今日は私の送別会です。

かなり急ではありましたが、、

パワハラ樋口所長への反逆のカリスマとして社内で超有名人となってしまった私は、

良くも悪くも一目置かれていました。。

ウワサとは怖いもので、ドンドン尾ヒレが付いて、

トラジロウは裏社会と繋がりがある

、、と完全に根も葉も無い不名誉なキャラクターに仕立て上げられてしまっていました。。

今では一緒に異動してきた同期の佐藤や田岡係長などの極親しい社員以外の社員たちは私と距離を置いている様子でした。

まあ、、もう退職するからどうでもいいけど。。

、と思ってあえて何も反論はしませんでした。

「花束贈呈!」

という言葉に、ここはマドンナの白鳥さん登場か?!

、、と思いきや、、

何と!特販課時代の上司で、苦手かつ大嫌いだった続木課長が花束を持って気難しい表情で近ずいてきました。

「トラジロウ、、次の会社でも頑張ってな!」

と、心にもないセリフとともに花束を渡され、

なんで続木課長なんだよ、、嫌がらせか?、ここは白鳥さんとか、せめて女性からだろ。。

と、心の中で叫びましたが、、

もうどうでもよくなっていました。。

最後に「贈る言葉」を言うように言われた私は、マイクを持って立上り

「え~、、今までいろいろとありがとうございました。数年後は大きく成長して皆さんの上司となってまたこの会社に戻って来たいと思います。」

と軽いジョークまじりでスピーチをしたところ、

誰も笑わず、、

大外ししてしまい、早くその場から離れたくなってしまいました。。

なんだよ、、誰も笑わねーじゃんかよ!ジョークだよ!本気で言ってると思ってんのか?・・

唯一、一番角の席に座っていた白鳥さんだけは優しく微笑んでくれていました。

美人受付嬢からの手紙

なんだかすごく居づらくなってしまった私は、次の会社のことを考えていました。

退屈な私の送別会はようやく終わり、

もちろん二次会とかがある訳もなく、そそくさと私は帰る準備をしていました。

最後に唯一の同志である一緒に異動してきた同期の佐藤に

「佐藤、、いろいろとありがとな!俺は先に裏切っちゃって申し訳ないけどオマエには感謝してる!」

と言うと、、

「トラジロウ、気にするな!オレももうこんな会社辞めるよ!子供も生まれたし、今度は理不尽の無いイイ会社を探すよ!」

と笑顔で話してくれました。

実際に佐藤も私の退職した半年後に転職しました。

退職してから佐藤とは連絡を取っていないのでどういう会社に転職したのかはわかりませんが。。

そしていよいよ東京支社のゲートを後に歩きはじめると


「トラジロウさん、、ちょっと待ってください。。」





、と、なんと!白鳥さんが手をあげて駆け寄ってきました。

<私、>
「ああ、、白鳥さん、、どうしたんですか?」

<白鳥さん>
「トラジロウさん、、これお別れの送別品です。受け取ってください。
それと、、支社長に何か言ってくれたんですね!転職活動とか忙しいところ、、ほんとに有難うございました。。
お手紙も入ってるので後で読んでください!
いろいろと本当に有難うございます。」

<私、>
「えっ!?、、いやっ、、特に何もしてないすけど、、なっ、、」

、と言っている間に白鳥さんは東京支社へ戻っていってしまいました。

なんなんだろう、、中沢支社長のセクハラが納まったんだろうか?、、っていうか何もしてないけど。。

しばらく経って我に返った私は、白鳥さんから渡されたものを確認しました。

薄い緑色のハンカチと一枚の手紙が入っていました。


その手紙の内容は、

トラジロウさん

 この間は私のワガママを聞いて頂き、いろいろと相談にのってくださり本当に有難うございました。

トラジロウさんが何か支社長に言ってくださったおかげで、今は全く私にアプローチしてこなくなりました。

トラジロウさんのおっしゃる通り、私はダメ男好きなのかもしれませんね。。

樋口所長は今は心身ともに大変衰弱してしまっていて、以前の面影は全くありません。。

でも、、私だけでも彼の味方になって、いろいろと支えていこうと思います。

トラジロウさんのような人ならどこの会社に行っても絶対に成功すると思います。

これからのご活躍をこころよりお祈りいたします。

白鳥麗子




、、なっ!、、何じゃコリャ?!



、、全然嬉しくないんですけど。。


この手紙を読み終えた私は胸のあたりに得も言われぬ鈍痛を感じました。。

何か重苦しいような、、そして切ないような。。


う~ん、、なぜか振られた気分。。

なんでオレこんなに頑張ってんのに報われないんだろ。。

こんなことなら白鳥さんとの接点なんか無い方が全然良かったじゃん。。


、と、相変わらず

イイ人止まり

の自分自身にも嫌気がさしていました。。

新たなる旅立ち!ベンチャー企業への挑戦

最後の最後まで、、

何だかサエナイ私でしたが、そんなことも言ってられません。。

ピンポイントで私が希望する新光クリエイト株式会社に連絡を取り、私の家から一番近い東京西営業所の所長との面談に行きました。

予め電話でその東京西営業所の長井所長(仮名)と話した感じは良さそうな人だったので、

いい加減に今回ハズレは勘弁してくれよ!

と祈りながら、私はその東京西営業所へ到着しました。

いよいよ次回から新シリーズの

ベンチャー企業波乱万丈奮闘記

へとシフトします!

引続き>>第24話から宜しくお願いします!


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