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こんにちわ。トラジロウです!

前回>>第➃話からの続きです。

今回のベンチャー企業転職にあたり相当な覚悟はしていましたが。。

しかし、、いざ大手企業を退職し、この少数精鋭ベンチャー企業へ転職して約一か月が経過。

早くも強烈な洗礼を受けて大苦戦を強いられています。




大手企業退職からベンチャーへ転職して早くも一か月が経過

このベンチャー企業へ転職してから早くも一か月が経過しました。

しかし、、長井所長との人間関係は全く改善出来ず。。

相変わらず一切愛情を感じない無表情で素っ気ない対応にいい加減に嫌気がさしていました。


一体オレのどこが悪いんだろう?イヤなことがあるんならハッキリ言えよ!


、、とかなり私の怒りも限界に来ていましたし、なぜこんな態度で接してくるのかが全く理解出来ませんでした。

そもそも私はコミュニケーション能力には自信があるので、相手の表情その他から何を求めているのか判断してうまく取り繕うことが出来ます。

なので、基本的に


なるべく敵を作らず万人と友好関係を築く


というのが私のライフポリシーです。

しかし、今回に関しては当初より全く意味不明です。

理不尽に嫌がらせを受け続けているような感じで大変遺憾です。

前回書いたように、この会社ではリフォーム工事の案件(ネタ)は担当エリア制となっています。

なので、自分の担当エリアからリフォーム工事の案件(ネタ)の話しが出れば必然的に自分が担当出来ます。
(リフォーム工事のネタのことを反響と言います)


私は未だに担当エリアを持たせてもらえません。


なので、既に君臨している(エリアを持っている)5人のリフォーム営業マンから私に電話がかかってきて反響をもらう流れになっていました。

しかし、彼らも外壁塗装やキッチン交換などの金額も高額でオイシイ工事の反響はくれません。。

その5人のリフォーム営業マンの中でも一番最悪なのが井沢課長(仮名)でした。

今日も井沢課長から電話がかかってきました。


<井沢課長>
「トラジロウ君お疲れ!反響でーす!」


<私、>
「井沢課長お疲れ様です。反響の内容は何ですか?」


<井沢課長>
「キッチンの水栓金具のパッキン交換と網戸の貼り換えです!
すぐに電話して対応して!電話番号は、、、」


この井沢課長は特にヒドイ人でした。

今回のような網戸の貼り換えや障子の貼り換えなどのゴミ反響を


一切自分ではやらずに全部新人たちに押し付けていました。


その他の4人の営業マンもある程度はそういったゴミ反響を新人に振っていましたが、、

この井沢課長は特に徹底していました。

しかし、新人の私は文句も言えず。。

仕方なくそんなゴミ反響で超忙しい日々を送っていました。

このようなゴミ反響を1か月に100件コナシテも、ぜんぜん成績にもお金にもなりません。。

あくまでもゼロよりはマシという程度です。。

元ヤン所長との縮まらない距離

一番の難関は長井所長との関係が一向に改善されないというところでした。。

今日も長井所長に呼び出されました。


<長井所長>
「オイ!トラジロウ!今月行ったお客さん全員に手紙書いたのか!?
書いたら出す前にオレのところに持って来いって言ったろ!」


長井所長は、私が反響をベテラン営業マンからもらってお客さん宅を訪問した場合、工事の大小や契約の有無にかかわらず全員にお礼の手紙を書くことを強制していました。

しかし、実際に私は先の井沢課長を含むリフォーム営業マンたちからゴミ反響を腐るほど振られていてコナスだけでも精一杯なわけです。

ましてやその全員にイチイチ心を込めて手紙を書け!というのは完全にパワハラ行為です。

、、しかし文句を言っても仕方がありません。。

昨日の夜中に必死で書き綴った約50枚のハガキを持っていきました。


<私、>
「長井所長、申し訳ございません。。まだ50人ほどしか書けていないのですが。。」


<長井所長>
「ああっ!?何だと!あれほど言ったのにお客様へのお礼のハガキを書いてないんか!
テメーッ!障子の貼り換えとか小工事だと思ってバカにしてんだろ!
この反響を会社で獲得するのにいくら金がかかると思ってんだ!」




烈火のごとく怒られる私。。


しかしその怒りが収まることはなく、、


<長井所長>
「こんなに大切な反響をナイガシロにするヤツは絶対にエリアなんか持たせねーからな!
コノヤロー!覚悟しとけよ!」


、、と怒鳴り散らした後、あろうことか


私が一所懸命書き綴った50枚のハガキを






ビリッ!!






、、と無残にも破り捨てられてしまいました。。


その粉々になったハガキがゴミ箱に投げ捨てられる一部始終を見つめながら


さすがの温厚な私も、この時ばかりは長井所長を本気で殺そうかと思いましたが。。

しかし、、

何とか自分の感情を押させてスゴスゴと引き下がりました。


クソーッ!子供ジミたマネもホントにイイ加減にしろよ!


心の中で叫んだものの、、

その日は1日怒りが納まりませんでした。

唯一の癒し系アイドル!杉崎事務員からの助言

そんなこんなで、、

とにかくゴミ反響の応酬で相変わらず無駄に忙しい日々を過ごしていました。。

長井所長は他の所員にはそれほどでも無いのですが、私への風当たりは常に劣悪でした。。




長井所長もリフォーム営業もみんな外出しているある日の午後


私は休憩室のソファーに座って呆然としていました。




すると、







「トラジロウさん。。お疲れ様!!」




、、と、そっとお茶を差し出してくれたのは新光クリエイト唯一の癒し系アイドル(私が勝手に名付けました(^^;))の杉崎さんでした。


<私、>
「杉崎さん。ありがとうございます。」


<杉崎さん>
「トラジロウさん、、すごく頑張ってますよね!正直、、長井所長のあの態度って無いなって思うんですけど。。
でもこの会社はいろんな人が入っては辞めて、、って感じだから長井所長もまた辞めんだろうっていう感じであまり期待してないんじゃないですかね?」


<私、>
「そうなんですか?確かに私と入れ代わりで2人辞めたって聞いてますし今いる新人の柏木さんも相当ヤバそうですし。。」


<杉崎さん>
「離職率メチャ高いんですよね。。ウチの会社。。
でも、トラジロウさんってすごく一生懸命で好印象な方なのでみんなもこの人はちょっと違うな!って思ってるみたいですよ!
私もトラジロウさんは残ってやっていけそうな気がします!」


<私、>
「ありがとうございます。リフォーム営業の方々とは電話で反響もらう以外はほとんど接点が無いので。。」


<杉崎さん>
「長井所長はストイックで不器用な人なんです。元ヤンで高校も中退で、、でもすごく実力がある人だから大卒とか大手企業とか、、そういったことに対して拒絶反応?示しちゃうところがあるんですよねー。。そういう人にオレは絶対に負けない、、とか言ってるのを聞いたことがあります。」


<私、>
「私は大卒ですが一流大学を出ている訳ではないし、、大手企業とはいってもキャリア籍では無かったので給料も普通でしたし、、そもそもヤンキーの友達も若いころは一杯いましたし。。
長井所長との関係を早く良好にしたいんですけど。。」


<杉崎さん>
「トラジロウさんなら大丈夫ですよ!
私今まで辞めていった人たちいろいろ見て来たけどトラジロウさんは絶対大丈夫!」


<私、>
「ありがとうございます。この会社に入って初めて褒めてもらって素直に嬉しいです。。ホントにありがとうございます。。」


う~ん、、杉崎さんカワイイしマドンナすぎる。。


なんてイイ子なんだろう。。


、、とわずかな癒しの時間に浸っていたのも束の間、、

長井所長の車が駐車場にあらわれたのを確認した私と杉崎さんはソソクサと自分たちの席に戻りました。


なんだよ!長井所長帰ってくんの早いよ!もうちょっと話してたかったのに。。

今回の転職は成功?失敗?報われない日々に未来はあるか?

ということで。。

大手企業退職から転職して一か月が経過しましたが全く先が見えません。。

ホントにこの一か月で唯一良かった!と思えるのは、、


癒し系マドンナの事務の杉崎さんからお褒めの言葉を頂いた


ことくらいしか思い当たりません。。

でも、、元ヤンの長井所長が私に対して大変アタリが強いのは、当初私が予想したとおり、


大卒や元大手企業勤務のヤツなんかに絶対に負けねー!


、、といった一連のハングリー精神からくるものが大きく起因していることがわかりました。

今後、それ前提で対処していくしかないということです。

そうは言ってもそれって対応しようが無いですが。。(^^;)


次回はまたさまざまな事件が起こります!


ベンチャー企業奮闘記>>第➅話へ続きます!




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