Pocket

こんにちわ。トラジロウです!

前回第>>99話からの続きです!

【ご報告と訃報】~愛猫トラが旅立ちました~

【連載100話達成!】

今回でベンチャー企業奮闘記が100話達成しました。

チャプター1で発信した際に大好評だった


>>大手ハウスメーカー社員日記~第➀話~
※全23話完結済み


と合わせると、現在123話継続中の


会社員エッセイブログとしては異例の偉業


を成し遂げたかと自負してます。

あくまでも個人発信でここまできたわけですから。。

これも一重に毎週購読してくださる皆様のオカゲです。

これからもトラジロウの


住宅業界あるあるリアルエッセイ


をよろしくお願いしたします。


【訃報】
この度、愛猫のトラが亡くなりました。

トラジロウの名前の起源であり、

YouTube出演やブログとTwitterのアイコンなど、、

常に一緒に頑張ってきたトラですが、

大腸癌により16年間の人生を終えて旅立ちました。

我々は未だにトラの死を受け入れられない状態です。

でも、、きっとトラのことだから今は天国で

いつも通りのクールな眼差しと、、

何ごとにも動じない変わらぬスタイルで、、

すっかり天国に馴染んでしまっていることでしょう。

トラ!、16年間ありがとう!


最後に語られた大きな障壁

黒沢様夫婦との人間関係を徐々にですが構築出来たと感じた私は、

満を持してクロージングトークを浴びせました。


<私、>
「いかがでしょうか?
今回の工事は解約せずに私に全てお任せいただけないでしょうか?」


しかし以外にも、、


「それじゃあ、お願いします。」


ということにはなりませんでした。


そして、、


<黒沢ご主人>
「真山さん、本当にすみません。。
実は、、一つだけお伝えし忘れたことが。。」


えっ?!、、なんだって。。

やっぱり解約っていうのだけはヤメてくれよ!




しばらくの間、沈黙が流れました。。

しかし、ここで時を止めてはいけません。

余計にマイナスな空気が漂ってしまいます。

私は沈黙をやぶり、平静を装ったまま、


<私、>
「わかりました。
黒沢様、それはどのようなことでしょうか?」


すると、黒沢ご主人が外の方を指さして、


<黒沢ご主人>
「真山さん、、すみません。。
それでは一度、表にでて、
一緒に見てもらっていいですか?」


ということで、

私たちは一旦、家の外へ出ました。

そこから黒沢様に誘導されて裏庭のほうに歩きました。


何なんだろう、何を言われるんだろう。。


全く想像つかないけど。。


すると辿り着いたところには古い納屋がありました。

波板のようなもので囲って作った屋外物置でした。

6畳くらいはある大きな納屋でした。

扉を開けると中にはガラクタ?ゴミ?がたくさん詰まっていました。

どちらに転んでも地獄絵図

私が呆気に取られていると、


<黒沢様>
「これは祖父がまだ生きている頃に使っていた納屋なんですけど、
亡くなってからもう20年以上この状態で、、
処分したいんですけど解体して廃棄するとすごく高いんです。」




それを聞いて私はイヤな予感が頭をよぎりました。




<私、>
「なるほど、、そういうことなんですね。。
、ということは、、」


<黒沢ご主人>
「そうです!
柳沼さんはこの納屋を全部解体してくれて、
中のゴミもまるごと処分してくれるって約束してくれたんです。」


その言葉を聞いた私は一瞬で目の前が真っ白になりました。


マジかよ?!、そんな約束してたのかよ。。


これを全部解体撤去したら50万くらいかかるぞ。。




この当時から、

建築リサイクル法や産業廃棄物法など、

そういった法律がすごく厳しくなっていました。

世間で不法投棄が社会問題になった時期でもありました。

私は以前、柳沼主任からこんな話しを聞きました。


「トラちゃん、俺ね、前職は産業廃棄物の会社にいたんだけど、
ぶっちゃけ法律違反みたいなことをやってて、
ようは不法投棄してるみたいなんだよね。
オレは営業系の社員だったから直接やってないけど、
だからさ!もしゴミの処分で困ったら言ってよ!」


思えば柳沼さんってブラックなとこあったよなあ、


彼は優しく穏やかで人気者ではありましたが。。

確かに今思えばアヤシイ動きもしていました。

しかしこれで私は点と点が線で繋がりました。

当初依頼されていたリフォーム内容だけですと、

確かに総額500万円でも適正金額に近い状態ではありました。

しかし、、

この納屋の解体撤去搬出と産業廃棄物処分費などを含めると、

550万円くらいが妥当な金額になってしまいます。

そうすると、

500万円でこの黒沢邸のリフォーム工事を請けると、


最終粗利益70万で利益率は15%くらい


になってしまうわけです。

当然、このままで契約はできません。

なぜなら私が一生懸命この黒沢邸を担当しても、

利益率20%以下の場合は弊社規定により


歩合給無し(タダ働き)確定


ということになります。

さらに低粗利に対する始末書も提出しなくてはなりません。。

なので、この状態で工事を請け負うことはできません。


しかし営業数字的にはメチャクチャ厳しい状況。。


どっちに転んでも地獄絵図です。。


次回>>第101話に続きます。

ベンチャー企業奮闘記は毎週月曜日更新です!




※当ブログ人気記事は☟下記からご覧ください


>>デューダへ潜入!実際に体験した私の面談シーンを公開!全ての年代で転職者満足度一位!


>>転職エージェントを実際に利用した厳選レビュー総まとめ


>>ビズリーチのプラチナスカウトでいきなり社長面接!その行方は?


>>20代フリーター、未経験、ブラック企業から転職など就職成功率80%超え!


>>初心者おすすめ英会話教材ネイティブイングリッシュ購入体験レビュー


>>ハウスメーカー比較と選び方、ランキングについて住宅のプロが解説



Pocket